ドライブレコーダーの取り付け方法は超簡単!
ドライブレコーダーの取り付け方法って実は超簡単なんです!
シガライターからじゃなくて、ヒューズから電源を取る配線方法も超簡単!
今回はホンダのフィットRS(GE8)に12VのCOWON-AW1と5VのDRY-WiFiV1cのドラレコをヒューズから電源を取って配線をして取り付けたので、その方法を参考にして下さい。
基本的にどの乗用車もほとんど一緒です。
工具なんてほぼ要らないです。
誰でもできると思いますので、是非一度これを見ながら自分で取り付けにチャレンジしてみて下さい。
ドライブレコーダーっていいっすよぉ!
ドライブレコーダーを取り付ける基本的な流れ
簡単にドライブレコーダーを取り付ける流れを書いておきますね。
- 好きなドライブレコーダーを購入
- 自分の車のACC電源 (アクセサリー部分)のヒューズ電流と形を確認
- 1.配線止め 2.平型ヒューズ電源orミニ平型ヒューズ電源or低背ヒューズ電源 3.キボシ端子オスを購入 4.アース端子(5点で1000円少々位かな)
- 絶縁テープ・ハサミ・ラジオペンチ・メガネレンチ(工具はスパナ・ラチェットでも何でもOK)を用意
- ・12vのドライブレコーダーなら付属のシガーソケットをラジオペンチで切断してOK。 ・5Vのドライブレコーダーや付属のシガーソケットをそのまま使いたい場合はエーモンE329線付ソケット(メス)を購入して接続。
- 低背ヒューズ電源とドライブレコーダーの配線をキボシ端子で接続する
- 自分の車両にドライブレコーダーを接続する
簡単な流れはこんな感じです。
ちなみにドライブレコーダーを取り付けてから初めて事故の瞬間を撮影しました。
車道を自転車で走る少年がドコモショップから出てくる軽自動車に轢かれる人身事故動画です。
それではドライブレコーダーの取り付け方法を順番にやっていきますね。
好きなドライブレコーダーを購入
とにかく自分の好きなドライブレコーダーを購入してくれればいいと思います。
僕が初めて購入したドライブレコーダーは12Vで起動するCOWON-AW1です。
※COWON-AW1は熱に弱くて夏に内部のバッテリーが膨張して壊れるので買うならしっかり熱対策して下さい!
1回ドラレコで失敗した経験を元に下記に選び方を書きましたのでまで購入していない方は参考にどうぞ。
2番目に購入したドライブレコーダーは5Vで起動するユピテル のDRY-WiFiV1cです。
ドライブレコーダーのシガーソケットプラグをラジオペンチで切断する
※5Vのドライブレコーダーの場合はシガーソケットプラグを切らないで!
5Vのドライブレコーダーのシガーソケットプラグは12Vを5Vに変換してくれますので、切らずにエーモン 線付ソケット(メス) などを購入してそのまま使用します。
12Vのドラレコの場合はシガーソケットプラグをラジオペンチなどで切断してもらって結構です。
切断したらシガーソケットプラグはもう使わないので処分してもらってもいいです。
切断したドライブレコーダー側の+配線(赤色)と-配線(黒色)の被覆を捲って1cm位配線を出しといて下さい。
+配線(赤色)にキボシ端子のオスを接続。
-配線(黒色)にアース端子を接続します。

絶縁テープ・ハサミ・ラジオペンチ・メガネレンチ(工具はスパナ・ラチェットでも何でもOK)を用意
絶縁テープは配線を繋げる所に使用します。
ハサミは絶縁テープを切る時に使います。
ラジオペンチはキボシ端子を付ける時やヒューズボックスに刺さっているヒューズを外す時に使います。
メガネレンチ(工具はスパナ・ラチェットなど何でもお好きなのをどうぞ)などは、ドライブレコーダーのボディアースする時にアース端子を付ける事に使います。
こんな感じの物です。

自分の車のアクセサリー部分のヒューズ電流と形を確認
これは車のヒューズの事です。
ヒューズボックスはだいたい運転席の足元付近(ハンドルの右下付近)や助手席のダッシュボードの下から見上げるか、カバーを外すとあると思います。
この自動車用ヒューズは一般的に3種類あって、「平型ヒューズ」「ミニ平型ヒューズ」「低背ヒューズ」です。
最近の車は低背ヒューズが多くて、僕のフィットも低背ヒューズです。

ドライブレコーダーの電源を取る場合は、キーを回すとONになるACC電源(アクセサリー電源)と連動させるといいと思いますので、自分の自動車のACC電源(アクセサリー)ヒューズの電流が何Aか?も確認して下さい。
僕のフィットRS(GE8)からACC電源を取ろうと思うと、13番(アクセサリーソケット)の20Aヒューズか14番(アクセサリー)の7.5Aのヒューズのどちらかから取る形です。
僕は室内のシガーソケットからiphoneやwimax、モバイルバッテリーなどをよく充電しているので、合計5A位使ってます。
13番の20Aのヒューズから電源を取ってもまだ余裕があるのですが、室内のシガーソケットは充電をしたりしなかったりON・OFFが激しい。
なのでシガーソケットのヒューズは飛ぶ可能性が他よりあるので、その時ドライブレコーダーも13番にしてると止まっちゃう。
ドライブレコーダーのヒューズはあまり飛んで欲しくないので、13番はドライブレコーダーには使わないで14番からACC電源を取った形です。
あんまり気にしなくてもいいところですけど、折角2つあるので14番の方にしときました。
ドライブレコーダーの電流は1Aもないので、14番の7.5AヒューズもOKです。



配線止めを購入
配線止めって言うのはこんな感じの物です。
ドライブレコーダーの配線を1箇所固定させたい所が出てくるので、1つだけあればいいのですが10個単位でしか売ってないです。
DIYする場合は何かと使うのであると便利です。
オートバックス・イエローハット・コーナンなどに売ってますよ。
アマゾンならこういう「エーモン 配線止め金具(黒) 10.0×19.5mm 8個入」が安くていいかもです。
平型ヒューズ電源orミニ平型ヒューズ電源or低背ヒューズ電源のいずれか合うものを購入
ヒューズと一緒で、平型・ミニ平型・低背と3種類のヒューズ電源があります。
これはヒューズボックスから電源を取る場合に、元のヒューズを外すのですが、それの変わりに挿すヒューズの事です。
このヒューズ電源は、ドライブレコーダーの配線と車のヒューズ間を繋ぐ部品です。
普通のヒューズから配線が出ていて、更に間にガラス管ヒューズが入っていて、これとドライブレコーダーの配線を繋ぎます。
フィットの場合は低背ヒューズなので、これと同じ形の低背ヒューズ電源を購入しました。
低背ヒューズ電源はこんな感じです。

僕の場合は7.5Aの低背ヒューズで、間にあるガラス管ヒューズは5Aの「エーモン 低背ヒューズ電源 7.5Aヒューズ差替用」にしました。
低背ヒューズが7.5Aなのでガラス管ヒューズも7.5Aでいいのですが、何かの拍子で大電流が流れた時に低背ヒューズよりもガラス管ヒューズが切れてくれた方がいいと思ったので、ガラス管ヒューズを5Aにしてみました。
また、ドライブレコーダー自体はが0.3Aで動くので、5Aのガラス管ヒューズで十分です。
もちろん、同じヒューズからスマホや他の充電にも使う電流を取るなら5Aでは小さければガラス管ヒューズも低背ヒューズと合わせた電流のものにすればいいと思います。
僕はこのヒューズからドラレコだけ電源を取っています。
スマホなど充電する車内のシガーソケットはドライブレコーダーとは別のヒューズにしています。
それとドライブレコーダーの電流は0.3Aなのですが、5A流れても大丈夫です。
普通こういう製品は、大きな電流が流れないようにも制御されるようになっています。
なので0.3A以上の電流が流れても大丈夫です。
とにかく平型・ミニ平型・低背かだけ確認しておけばいいと思います。
これもオートバックス・イエローハット・コーナンなどに売ってます。
キボシ端子のオスを購入
キボシ端子のオスはこんな感じです。

このキボシ端子のオスですけど、だいたいオスとメスと半透明の被覆(カバー)がセットになって売っているので、それを買ってください。
サイズはドライブレコーダーの配線の太さにだいたい近いやつを選べばいいですが、僕の場合は0.50~2.00のキボシ端子セットを購入しました。
このキボシ端子のオスは、ドライブレコーダーに元々繋がっているシガーライターソケットの配線を切断して、切断した部分のドライブレコーダー側配線の+配線(赤色)に接続します。
シガーライターソケットはいらないので捨てちゃってもいいです。
このキボシ端子のオスとさっきの低背ヒューズ電源を繋ぐ感じです。
低背ヒューズ電源の端っこは、このキボシ端子のメスが元々ついているので、オスだけあればOKって感じです。
これもオートバックス・イエローハット・コーナンなどに売ってます。
アマゾンなら「エーモン ギボシ端子セット 8セット」が安くていいかもです。
アース端子を購入する
さっき、12Vのドライブレコーダーの場合には元々ついているシガーソケットの配線を切断して、キボシ端子のオスを+配線(赤色)に接続と言いましたが、今度は-配線(黒色)にこのアース端子を接続します。
5Vのドライブレコーダーの場合は適当な黒配線1本を用意。
片方にアース端子を接続して、もう片方にキボシ端子のオスを付けといて下さい。
アース端子はこんな感じです。


僕は丸い穴のアース端子しか持ってなかったのでこれを取り付けていますけど、こういう「クワ型アース端子」の方が取り付けし易くていいと思います。
ドライブレコーダーの配線を取り付けた状態がこんな感じです。
12Vのドライブレコーダーを取り付けた時の配線

左側の低背ヒューズを車のヒューズボックスのACCに挿せばドライブレコーダーが作動します。
後は自分の車に実際にドライブレコーダーを取り付ければOKです。
5Vのドライブレコーダーを取り付けた時の配線

5Vの場合はドライブレコーダーに元々付属されているシガーソケットプラグを使用し、これにエーモン【E329】線付ソケットメスを接続させています。
この5Vの接続方法なら12Vのドライブレコーダーでも使えますが、エーモン【E329】線付ソケットメスを購入する必要がありますので、元々12Vのドライブレコーダーの時はそうする必要はないですね。
自分の車にドライブレコーダーを取り付ける
ドアのゴムレールを一部外す
自分の車のヒューズボックスが付いている側のドアのゴムレールを外します。
僕のフィットは右の運転席の下にヒューズボックスがあるので、右側のドアのゴムレールを外します。
手で簡単に外れるので、外したらプラーンとしといて下さい。



運転席側のAピラーを外す
さっきのゴムレールを外す理由はこのAピラーを外す為です。
Aピラーはツメで刺さってるだけなので、簡単に取り外せます。
だいたいフロントガラス側はほとんどユルユルでハマッてるだけで、運転席側の窓上部くらいにツメがあります。
なので、さっき外したゴムレールの隙間からAピラーの隙間に指を入れて、Aピラーのツメをパコッと外すとすぐに外れると思います。
運転席上部のAピラーのツメをパコッと外して、少しガタガタ前後させるとAピラー全体が外れると思います。
もし外れない場合はフロントガラス側にもツメがあるかもしれないので、引っかかり具合の確認をしながら外してみてください。
ツメでハマッてるだけなので、強引に引っ張るんじゃなくて、少しずつ力を加えながら外してみてください。
Aピラーが外れると、ボディーに配線がたくさんついていると思います。
ここにドライブレコーダーの配線を通す形です。





外れたAピラーの内側からヒューズボックスまで配線を通してACCにヒューズを取り付ける
外れたAピラーのフロントガラス付近の隙間からヒューズボックスまでドライブレコーダーの配線を通します。
配線を通す時、低背ヒューズ電源とアース端子が他の配線に引っかかって通りにくい時は、絶縁テープかなんかでまとめて真っ直ぐにすると通しやすいです。
とりあえず上から下に配線を通して、後は運転席の下側にあるヒューズボックスのカバーを外してから手を突っ込んで配線を掴みます。
配線が掴めたら、後はとりあえずヒューズボックスのACCのところにヒューズを差し込みます。
ヒューズを指す時の向きはどっちでもOKです。
付けやすい向きに取り付けて下さい。







アース端子をボディに付ける
ドライブレコーダーのアース端子はヒューズボックス周辺にある金属ボルト付近に取り付けます。
たくさんあると思いますので、手頃な場所にアース端子をつけて下さい。
フィットの場合はヒューズボックスのすぐ横のボルトに取り付けました。


ガラス管ヒューズと余分な配線を適当な場所に固定する
このままの状態だとプランプランなので、ガラス管ヒューズと配線を周辺の配線に絶縁テープとか結束で固定しておきます。
周辺には配線を束ねたところがあるので、そこに一緒に束ねるといいと思います。
ヒューズボックス付近の取り付けが終わったら、一旦キーをACCにしてドライブレコーダーが起動するか確認してみるといいと思います。
キーをACCにすると数秒後に起動音などが鳴ると思います。
ドライブレコーダーがうまく起動したらOKなので、ヒューズボックスのカバーをしておきましょう。


ドライブレコーダーの取り付け台をフロントガラスに取り付ける
ドライブレコーダーの取り付け台はフロントガラス上部中央のワイパーが届く場所に取り付けます。
一旦ワイパーを動かしてみて、ワイパーが拭ける位置を確認してから取り付け台を取り付けて下さい。
ワイパーが届かない範囲に取り付けると、かなり映像が汚くなりますよ。
折角のドライブレコーダーですから、きれいな映像が撮影できるようにワイパーの位置を確認しておきましょう。
確認できたら取り付け台を貼り付けて下さい。
僕のフィットの場合はルームミラーの裏が一番良い場所でした。
ドライブレコーダーの取り付け台は殆ど両面テープだと思います。
※GPSの受信機のすぐ隣にドライブレコーダーを取り付けると、若干ですがナビのGPSに誤差が出る場合がありますので心持ち離した方がいいかもしれません。

ドライブレコーダー本体を取り付け台にセットする
取り付け台が貼れたらドライブレコーダーをセットしましょう。
このCOWON-AW1はWiFiでスマホに接続して映像を確認しながらセットできます。
取り付け台にドライブレコーダーを取り付けると、ドライブレコーダーを回転させれるので、配線を挿してACCをONにして映像位置を確認しながら取り付け位置を決めて下さい。
ボンネットが写るか写らないか位がいいと思います。
全部終わってからでもいいですけどね。

フロントガラス上部に配線止めを取り付ける
ドライブレコーダーの配線を固定させる為に、フロントガラス上部に配線止めを取り付けます。
配線止めも両面テープとなっているので、フロントガラス上部の目立たない場所に貼り付けて下さい。
フロントガラス最上部の天井との隙間辺りに取り付けるといいと思います。


フロントガラス最上部と天井の隙間にドライブレコーダーの配線を指で押して隠す
ドライブレコーダーの配線は、フロントガラス最上部と天井の隙間に指で押し入れて天井裏に隠していきます。
天井裏からAピラーのところまで押し込みながら入れていきましょう。
この天井部分は元々隙間があって、指で押して簡単に配線が隠せるようになってます。
殆どの車はそうなってると思います。




Aピラー内に余った配線を固定する
元々Aピラーにはいろんな配線が通っています。
その配線は両面テープみたいなので貼り付けて固定されているので、そのテープを1つ外してはドライブレコーダーの配線を入れてテープを戻し、1つ外してはドライブレコーダーの配線を入れてはテープで止める。
そんな感じでAピラー内にドライブレコーダーの配線を元々貼り付けてある両面テープで固定してください。
ドライブレコーダーの配線が長すぎる場合は2つ折りにするなりして取り付ければいいです。
元々ある両面テープを外すのが嫌な人は、購入していた配線止めをAピラー内に貼り付けてもいいですね。



Aピラーのカバーを取り付けて、ドライブレコーダー取り付け完了!
最後にAピラーのカバーをパコンッと取り付けて、ドライブレコーダーの取り付け完了です!
エンジンを掛けてドライブレコーダーが起動するか確認。
起動したら映像を見ながらドライブレコーダーの位置を調整して完了です。

うまく取り付けできたらコメントでも残してくれるとうれしいです。
今回はHonda FIT RS(GE8)にCOWON-AW1を取り付けてみました。
乗用車なら殆どこんな感じの取り付け方なので、ぜひ一度DIYしてみて下さい。
一回ドライブレコーダーをつけておくとヒューズから電源を取る方法もわかるし、いろんな電装品を自分で付けれるようになると思います。
常時電源にしたければ対応したドライブレコーダーを購入した方がアプリが対応していて便利ですよ。
ではでは、超簡単!ドライブレコーダーの取り付け方法でした~。
まだドラレコを選んでいる最中の方は下記も合わせて読んでみて下さい。
P.S 基本的にwifi機能の付いたワイヤレスなドライブレコーダーをおすすめしていますが、最近前後録画できるミラー型のソニーのカメラセンサーが付いた暗視できるドラレコが凄く人気があるようです。
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ドライブレコーダーの取り付けに参考になったらコメントでも残しといてくれると喜びますw
名前とかメアドとかURLは記載しなくても匿名でコメントできますよん。
後、もっとこうした方がいいとかあれば教えてくださーい。